天馬博士
アトムの生みの親、天馬博士。
息子トビオを事故で無くし、息子に似せたロボットを作る。
アトムを作り、育てるが、成長しないことに失望し、サーカス団に売るという父親にあるまじき科学者。
さらに宇宙人との間に問題を起こし、悪どいことをたくらみ、アトムに反対される。
現在は立場上は行方不明だが、どうやら裏社会に身を投じたようだ。『アトム復活』で、お茶の水博士に「懐かしいのう、どこにいたんじゃ」と問われ、「フフフ…言わぬが花さ」と黒いコートにサングラスといういでたちで答えている。
形の上では行方不明であるが、影でアトムを見守っているらしい。『ロボット爆弾』『エジプト陰謀団』『地上最大のロボット』などにある時は突然、ある時はさりげなく登場して、アトムの危機を救っている。
アトムと別れた事を後悔し、自分の手元に戻ることを願って（狙って）いるらしい。『ミーバ』を参照されたい。
さて、彼はもうアトムのことをあきらめたのか？それとも…。
トビオの死が原因で脳にガンができて（ストレスはガンの出現の原因だと医学的に言われてます）、狂った博士はアトムを創り（初出少年連載の『アトム大使』の博士は完全な狂人です）、縮小液を浴びてガン細胞が消滅して全快、薬に耐性が出来ていたので縮小液の効果が切れて元の大きさにもどった…元の大きさに戻ったものの後遺症がしばらく残り、服をぬいで（脱衣行為は○神分裂症の特徴にひとつ…でもこれも禁止用語になったそうですね）さまよい、アラスカにたどり着き、○○病院で正気にもどった…ものすごい話になってしまいましが、つじまじをあわせてみました。（文章：きららさん）愛故に己の創造物に人以上の能力を与えた、
人の道を踏み外した父と。
愛故に、人の道を踏み外せない、被創造物。
（copy：きららさん）
天馬博士も時折、マッドなそぶりを見せるので魅力的です。ま、マッドはマッドでも、アトムのストーカーのようですけどね。
それでも多少はアトムに対して反省しているようで、顔を隠してアトムを助けている。覆面の義侠漢というのもかっこいいですね。
フーラー博士とマッドサイエンティスト度を競わせてみたいものです。
お茶の水博士とは、親友というほどなじみがあるらしい。でも、天馬博士は敵視している。ダークな人間にとって、お人よしというのはムカツクのかしらね。
それと、クレオパトラを作ったバリバリー博士とも、昔ながらの親友でありライバルであった。
作ったロボットを競い合うなんて、ああ、マッドだなぁ♪
