オルガ(火の鳥2772)

育児ロボットの愛

 
オルガは「火の鳥2772」で育児ロボットとして、「七色インコ」ではマスコットドールのなれの果てとして登場。
 しかし、ここでは、オルガではなくゴドー(火の鳥2772)にスポットを当てたい。
 女性の視点から見れば、ゴドーは情けない男です。
 要するに、人間の女にふられたので、裏切ることのない安心できるロボットに乗り換えただけのこと、それは、愛ではなく逃避ではないでしょうか。
 などと、少々きつい言葉を申し上げましたが、男心というのも女心同様に、やはり裏切りという恋の結末は身を切られるほどに苦しいものなのでありましょうか。
 でも、ゴドーよ。男なら、それを乗り越えられる。乗り越えられるぞと、エールを送ると同時に希望を見せて欲しく思います。
 オルガも、自分がロボットとして自覚して、ゴドーを愛しているのなら、慰めに彼の愛を受け入れるのではなく、千尋の谷に突き落とす覚悟で、彼を育ててゆくべきではあるまいかと思います。育児ロボットには子離れプログラムが必要ですね。
 それにしても、オルガのあのデザインは、育児ロボットとして全然適してないように思えます。
さて、オルガのプログラムはさておき、変形はすばらしかった。変形できるロボット、ロボットファンには憧れです。飛行型に変形できたのは覚えてますが、あとは残念ながら忘れました。いくつか変形できたはずです。髪の毛の出し入れもちゃんと描写されていて、手足が中に収容されて、説得力ある変形でした。育児ロボットにはもったいないです。


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