プルートー
 制作者はアブーラ博士(と名乗るサルタンの元召使)ですが、主人は民衆にクーデターを起こされて亡命した浪費家の元国王(サルタン)チョチ・チョチ・アババ三世です。
 そのサルタンの名誉欲のために、「最強」の名を掲げるためだけに戦うロボット、プルートゥ。
 しかも、その命令を疑うことなく実行する純朴なロボットであります。
 しかし、プルートゥの電子頭脳は成長する機能があるようで、アトムとは戦いたくないという気持ちを持ったり、ウランのような友達が欲しいと思ったり、最後にはサルタンの理不尽で無意味な命令に逆らったりするようになりました。
 サルタンの「最強」を手にするという目的は果たさせませんでしたが、アブーラのサルタンを戒めるという目的は果たせたようです。
プルートゥの威力

■角が伸び縮みし、角の間にロボットを破壊するほどの磁力線を発する。
■背中にジェットがあって、空中静止飛行などに使われるようだ。
■空を飛んで移動するときは、腕を広げ回転し(ヘリコプターの要領?)、竜巻となって空を飛ぶ。
■竜巻飛行する時に、落雷のような電撃を発生させることもできるらしい。
■腰から電磁性遮断ビームを発し、火器などの攻撃から身を守る。
■そして、最後は自爆装置である。
アトム、お前は勇気があって優しいから、
俺は戦いたくない


※プルートゥの顔に塗装された色は適当です。
ウラン、お前は俺の友達になってくれるかい?
 
 私はウランのあまりのロボットとしての無能さに、「鉄腕アトム」に登場する意味がないと思っていましたが、プルートゥの回だけは別です。
 ウランは、はじめアトムがプルートゥとの決闘から身を引いた時に、戦うことの無意味さも知らずアトムを責めました。それがプルートゥを知り、友達になり、その友達と兄が戦うのを辛く感じるようになりました。こうして、戦うことの無意味さにようやく気づいてくれたのです。
 また、プルートゥとウランというコンビ(カップル?)はとても相性がいいと思うのです。
 人の言うことに疑うことのないまじめなプルートゥに、わがままなウランがいれば、自己主張が通りやすくなると思うのです。また、五万馬力で行動するウランに、アトムに匹敵する力持つまじめなプルートゥがいれば、安心です。

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