アトムの迷い


代表的なのが、「今昔物語」(オリジナル版)での、ハム・エッグの危機。かわいそうにアトムは、ハムエッグの危機を目の前にして、こいつがアトムの母の死をもみ消してしまったことを知る。ハムエッグを見限れば、母の死体を処理する前に一目会うことが出来る。
母に最後に一目会いに行くか、それともハムエッグを助けるか?
「僕の電子頭脳は
 狂いそうだ。
 とっても痛い」

アトムに痛覚はないはずなのに、この迷いだけは痛みが伴ったようです。
ちなみに、アトムの電子頭脳の場所は胸ですが、この場面ではなぜか頭を抱えてました。
そしてアトムは、やっぱりロボットであり、天使です。
迷ったのもつかの間、すぐにハムエッグの救助を選びました。
アトム、それでいいんだよ。

「今昔物語」(オリジナル版)の前半、アトムは自分がロボットであることを隠しているので、迷うことに苦しんでいました。
電車の中から火事を見つけたときは、「飛び出せ、助けに行け」というプログラムに従わないために、ピューピューという異音が発しました。このまま従わなかったら、アトムは壊れたそうです。
古ビルが倒壊した時も、救助に行くのを耐えている時、震えていました。

「今昔物語─雪と共に去りぬ─」では、学校に入ったアトムが、学生生活を営むべきか、ロボットとして働くべきか、「僕の電子頭脳が・・・迷っちゃってピーピー言ってるよ」と悩みをケンちゃんに打ち明けてます。



「アトム大使」では、天馬博士ともう一人の天馬博士がアトムの取り合いをします。
そこでもアトムは頭を抱えました。「やめてください」と叫びました。
そうして、実の父天馬博士の方が悪心に走るのですが、もし平等な立場が変わらなかったら、アトムはどちらを選んだのでしょう。

「フランケン」では、人間の役に立つために裏切り者扱いされ、ロボットは追いやられます。
「僕どっちの味方なんだか
 ロボットのか、人間のか」
自分がどちらに付くべきか悩みます。
基本的には人間の味方ですが、両方の味方でもあります。
正義の味方なんでしょうか。そんなこと言ったら、手塚先生の不興を買いそうですね。
みんなの幸せの味方といいましょうか。

「地上最大のロボット」では、天馬博士が百万馬力の可能性を提示され、お茶の水博士の言葉に従うべきか迷います。戦いを棄権すべきか、百万馬力となって戦うか。
そして、百万馬力を決断し、最後は悲劇でした。
前者を選んでいても、結末は同じだったでしょうね。
物語中この回が一番長い葛藤でした。

ロボットだって迷う。決断が多少早くとも、アトムだって迷う。それには苦しみも伴うこともあって・・・。
それでも、アトムの願いは変わることはありません。

ロボットに迷いなどあるのか?
うちのパソコンならエラー表示して一時停止している状態でしょう。
今現在、実在してるロボットはどうなんでしょうかね。よろしければ感想などください。


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