158話 おかしな道連れ
ひょんなことから、手錠でつながってしまうアトムと小次郎。
小次郎には分からないでしょうが、アトムにファンには アトムと手錠でつながるなんてうらやましい限りです。
なんてったって、アトムが四六時中側にいるなんて、この上ない癒しではないですか。
手錠に悪人を更生させる効果があるかはともかく、手錠よりも、アトムと一緒にいるということが一番の効果だと思います。

ラスト、小次郎が改心して手錠が外れて、自首したけれど手錠はかけられないという気持ちいい場面でした。
この手錠、実は小次郎が作ったもの。
改心しないと外れないとは、画期的な代物です。
御茶ノ水博士は、鍵は犯人の心の中にあると説明書を読んでおりましたが、名言です。
現代では、防犯対策の個人認証の技術がいろいろありますが、この心に反応するテクノロジーは応用が利くと思います。小次郎もなかなかの発明家ですな。
冒頭に登場するトラックももなかなかのハイテク。
車の前のバンパーかと思われるものはロボットアームで、運転席が360度回転し、しかも上下するので、トラックとロボットアームとフォークリフトが合体したような、物流業界にはのどから手が出るような代物。
このトラックも画期的でした。
名場面
「ごめんね・・・、小次郎・・・」
「いや、いいんだ、お前がいなかったら、俺は今頃ねずみのえさだ」
そう言って、エネルギーの切れたアトムを抱えて歩く二人の背中で、手錠が反応する場面が、ほほえましかったです。

小次郎がアトムを助けようとハム・エッグと格闘してくれる場面もしょぼいですけど嬉しいですね。
名セリフ
「小次郎・・・、僕の腕をはずしてもいいよ、お前が飢え死にしたら大変だ」

エネルギーが切れ掛かって小次郎の負担になるアトム。
下水道でうつぶせた姿勢でつぶやくアトムは天使でした。
(でも、顔を水つけた状態で、よく発音できたなと疑問です。後ろにも発声器官があるのでしょうか?)


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