田鷲警部



彼は職務に励む立派な警部で、悪人ではないけれども、アトムやロボットを否定する保守派であると思われる。
「フランケン」ではロボットがでしゃばり始めたと警告し、「zzz総統」ではロボットだから命令されたらやりかねないとアトムを指名手配し、「アトラス」ではアトムが銀行強盗したことに疑問の余地もなく疑うし、『白熱人間』では「おそらくアトムは自分より強いロボットができるのを嫌がって盗んだんでしょうな」と、アトムにとって不愉快な事態を想定する。常にアトムにアンチテーゼを提議するのだ。
上のイラストは、『第三の魔術師』でホイッスルを吹く代わりに
サックスを吹いている場面があったので



田鷲警部の鼻
『マッドマシーン』で、お茶の水博士を鼻を突き合わせて、警部の方がひしゃげている。
『宇宙放送』では、お互いにつぶしあって、鼻の強さは上がったようだ。
『ゾロモンの宝石』で、ゾロモンの幽霊のような登場の仕方に驚いて、横にピンと伸びた鼻が下に垂れ下がってしまった。
この鼻で表情がつくというのも、なんとなくヒワイだな…。
『第三の魔術師』では、ロボットの人格を無くす法案に賛成したりする。そして、アトムを前にして慰める様子もなく、アトムの涙の抗議に叱咤する。
このラストでは、そんな法案にはもう賛成しないとアトムを安心させるが、他、『悪魔の風船』『ロピオとロビエット』などでもアトムを追い詰める。
警部として見れば、どんなものでも疑う姿勢は評価できるが、いつまでたってもアトムを信頼することのない人格は、嫌な奴である。
しかし、自分の非を認める謙虚さもあったりする。
悪い奴ではないんだけれど…。
強硬派でもあり、強引に突撃したり(フランケン)、容疑者の言葉も聞かず発砲したりする(第三の魔術師)。
この調子で、ロボットを否定する目で見て、アトムを悪者扱いするものだからたまったものではない。
ロボットに頼り過ぎない人間としてみれば立派であるが、その意識が!、逆にロボット災害を拡大しそうで危ない。
彼の家や職場には、ロボットはいないのかしらね。いたら、うまく使えるかしら?
タワシと言うよりモップ
今回は(新アトム第8話)タワシ警部とお茶の水博士の言い合いシーンが面白かった。
二人とも鼻が長いので、近づくと鼻の頭がキスすることになるのですね。
それにしてもタワシ警部のヒゲは、鼻からはえているように見える。
とするとあれは鼻ヒゲではなく鼻毛なのか?
(コメント:俊作さん)



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